2018/03/11
殺し屋キラと探偵エルの高度な頭脳戦
デスノート(DEATH NOTE)のストーリー
デスノートは死神リュークの思いつきから物語は始まる。死神が所有する名前を記入すると記入された人間が死んでしまうデスノートを人間界に落としたらどうなるだろうかという思いつきでデスノートを落とすリューク、それを拾った主人公の八神月(ライト)はそのノートを使用し町で女の子をしつこくナンパしていた男を殺した事がきっかけで、本物のデスノートと知りその魅力に取り付かれる。
ライトは元々警察官志望で正義感が強く、デスノートを利用して法で裁けない犯罪者を次々と殺し始める。そして、その行為はインターネットで話題になりライトはネット上で「キラ(KIRA)」と呼ばれるようになる。そしてインターポールもキラの力を認識し、名探偵であり全世界の警察とつながりのある「エル(L)」に捜査を依頼する。
エルはプロファイリングにより、「極めて優秀な頭脳を持った学生」で「近親者に捜査情報を知る立場の人間がいる者」と推定し、テレビを地域時差的に放送しキラを挑発しすることで、キラの行動を促しキラの能力を確認し地域を限定する事に成功し、容疑者を大幅に絞り込む事に成功する。
そして、この事によりキラもエルを早期に除去すべき対象として認識し、先に相手の正体を確定し殺す・逮捕する事を目的とした戦いになっていく。
デスノート(DEATH NOTE) 作品の評価(5段階)
画力・・・・・★★★★★ 画力も申し分なし
ストーリ・・・★★★★ 若干無理もあるが違和感なし
設定・・・・・★★★★★ 魅惑のノートの設定も良い
キャラ・・・・★★★★★ キャラの特徴がありすぎ
その他・・・・★★★★ Lが死んだ以降は評価が分かれる
総合・・・・・★★★★★ 紛れも無く名作、一度は読むべき
デスノートの感想
デスノートの感想として一番最初に思うのが、主人公の夜神月(ライト)の性格です。ライトは最初は正義感の強い人間でしたが、デスノートに取り付かれて父親までも死に追いやることに、しかもミサも手玉に取り寿命と引き換えに入手できる死神の目の取引をさせるなど、ダークサイドに一直線に・・・・人殺しをしているから当然かもしれませんが、物凄い勢いで精神が捻じ曲がって生きます。ちなみにエルからは平然と殺せる様から神の領域に達しているのではないかとのコメントまで受けます。一番残念な点は簡単に挑発に乗る負けず嫌いな性格が致命傷になりました。
そして、このデスノートは作中では死を扱うノートして主人公も非業の死を遂げるのですが、実社会では欲しいという人間が続出です。しかも、誰を殺すのか聞くと秘密とか言う人が多いです。多分、上司、同僚、同級生、先生など色々な人がターゲットかもしれません。自分も名前を書かれるかも・・・・・
しかし、このデスノート、主人公は犯罪者の処罰と自分の身を守る事以外には使っていなくて、一応の理念は持っており私利私欲の為には使用していないのが面白い、本人は理想の世界を作るためにデスノートを使用しているともらしている。