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ベルセルクの感想・評価 夜な夜な死霊・悪霊に襲われる戦士の物語

time 2017/07/15

ベルセルクの感想・評価 夜な夜な死霊・悪霊に襲われる戦士の物語

ダークファンタジーの最高傑作

ベルセルクのストーリ

ベルセルクは中世ヨーロッパのような世界を舞台にしたダークファンタジー、巨大な剣を携えた主人公のガッツが妖精のパックに付きまとわれながら、襲い来る悪霊・妖魔を倒しながら、かっての友であり仇であるグリフィスを探して旅をする物語り。

そのグリフィスとは、かっては鷹の団という傭兵隊の隊長だったが、とある事件をきっかけに拷問を受け廃人になり、ゴッドハンドと呼ばれる悪魔たちに仲間であり部下でもある鷹の団の団員をささげ、自らゴッドハンドの5人目になった男、ちなみにこの世界でのゴッドハンドは悪魔である。

そして、そのゴットハンドの魔術により烙印を押される者は、その血の一滴、断末魔までも魔にささげられる烙印であり、その生贄の臭いを追って、悪霊が追いかけてくる。つまり主人公のガッツも夜な夜な悪霊に襲われるという絶望的な状況で旅をしている。

この、主人公のガッツは武器は巨大な剣と、義手に仕込んだ大砲で、ある意味人間兵器とも言われるほど人間離れした戦闘力を発揮するのだが、相手にするのは悪魔や神に等しいと言われる力を持つゴッドハンド・・・・、毎回ギリギリの戦いが続きます。

ベルセルクの評価(5段階)

画力・・・・・★★★★★ ドンドン向上している
ストーリ・・・★★★★★ 読んでいて違和感は少ない、それが怖い・・・
設定・・・・・★★★★★ 独特の世界観・宗教観を確立
キャラ・・・・★★★★★ ガッツとグリフィスはインパクト強すぎ
その他・・・・★★★★  話が大きく初期だけでは内容が分からない
総合・・・・・★★★★★ 魔物が怖すぎる・・・、人の心を表す作品

ベルセルクの感想

ベルセルクで出てくる、使徒ですがこれは元人間です。その人間が「降魔の儀」に使徒(悪魔のような人外の者)になった者で、使徒になる前の記憶はあるのですが魔物になっております。

この、降魔の儀に至る経緯は人それぞれですが、基本的にはその人間が現世で絶望して死を選ぶ瞬間が多いみたいです。そして、その際にベヘリットが因果律にもとづいて必ず本人の手元にあります。たとえ失っていても戻って来るのがベヘリトットです。そして、生贄として要求されるのは、確実に本人が大切に思っている人で複数の場合もあります。

ベヘリット自体が凶悪な卵みたいな物で、それ自体は何もしませんが、羽化すると大変な事になります。

ただし、この作品を読んでいると使徒になった本人にとっては、全ての希望を絶たれたような状況に降魔の儀が発生してますので、ほとんどの者が決断しているみたいです。断ったのは娘を要求された伯爵でくらいか・・・

これは、ある意味、現実世界でいうと「魔がさすと」か「悪魔のささやき」とかいうものです。

ダークファンタジーというと「鋼の錬金術師」も有名ですが、迫力でいうとベルセルクが上です。まあ、ベルセルクの方が本人の体のダメージは少なかったみたいですが、襲って来るのが悪霊とか完全に人外の者ですので、切実さではベルセルクの方が上か・・

あと、残念な点は画質が向上しすぎて連載のスピードが落ちているのが・・・・・作者も最後まで終れるのかと漏らしていたとか・・・・

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