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青の祓魔師(青のエクソシスト) アニメ版の評価・感想 

time 2017/07/08

青の祓魔師(青のエクソシスト) アニメ版の評価・感想 

魔王サタンのを父親に持つ主人公の物語

青の祓魔師(青のエクソシスト)

主人公の奥村燐は修道院で生活する15歳、名門高校に進学が決まった弟の雪男とは対照的で進学先も決まらずアルバイトを探していた。そんな中、一旦アルバイトに採用されそうになるが、小悪魔が女の子にちょっかいを出していたのを止めようとして商品棚を転倒させて不採用になる。この時、燐は小悪魔の事を話すが少女と自分以外には見えない事に気づく。

がっかりしながら帰宅しようとする燐だったが、運悪く昨日喧嘩をした白鳥が悪魔に取りつかれ異常な形相で仕返しに来る。それに対して激しい怒りを覚える燐の体から青い炎が噴出し白鳥を倒してしまうが、取り付いた魔物が本性を現わす。

そこに、燐の父親代わりの獅郎が迎えに現れ白鳥に取り付いた悪魔を祓う。その際獅郎に自分が魔神サタンの落胤であることを知らされ動揺する燐、獅郎は「決して抜いてはならない」と注意をして燐の悪魔の力を封印した降魔剣を渡す。直後、再度悪魔に取り付かれ巨大化した白鳥が修道院を襲ってきたが何とか勝利した獅郎だったが、酷く混乱していた燐は獅郎対して「父親ぶるな」と悪態をつく、燐の言葉によって獅郎の心に出来た一瞬の隙を利用して獅郎の体を乗っ取る形で魔神サタンが降臨する。

サタンはゲヘナゲートを開き燐をゲヘナにつれて帰ろうとするが、獅郎が意識をを取り戻し、自らの命を絶ってサタンを追い払う。

獅郎の葬式が終わった後、燐は獅郎の友人であるメフィストの取計らいにより、聖十字学園に入りエクソシストになるために修行をする事になる。そうして、サタンの息子であり青い炎を操るエクソシストが誕生する事になる。(まだ見習いですが・・・・)

青の祓魔師(青のエクソシスト)の評価(5段階)

画力・・・・・★★★★  良い雰囲気が出ている
ストーリ・・・★★★★★ 漫画版とは異なる
設定・・・・・★★★★  そこまで複雑ではない
キャラ・・・・★★★★  雪男は銀魂の新八と同じくメガネ・・・
その他・・・・★★★★★ 詠唱の雰囲気が抜群
総合・・・・・★★★★  アニメ版の方が迫力がある

青の祓魔師(青のエクソシスト)の感想

青のエクソシストのアニメ版の優れている点は、アニメという事を利用した詠唱の場面だとおもいます。漫画だと戦っている後ろ等で詠唱しているのは分かりますが、実際に戦闘シーン等も混ざりますので結局はかき消されるような状態になっていますが、アニメ版ではその辺はばっちり融合しています。おまけに詠唱のセリフも雰囲気や宗派等に合わせて補足されており。原作の雰囲気を壊すことなく、バージョンアップした形になっています。

また、戦闘シーンに関しては原作より迫力があります。小悪魔がうじゃうじゃと無数に発生したり、炎を噴出しながら飛び込んでいったり。地の王アマイモンとの戦いではサタンの息子としての能力を発揮して森を焼きながら地の王アマイモンを圧倒します。

最後に、一番の見所は紳士な悪魔メフィストです。聖十字騎士団のグレゴリに詰問された時もサタンと戦う武器にするために武器として燐をかくまっていたと自説を展開し、グレゴリを説得しています。時々、非情に哲学的な言葉を発する一方で、俗な事が好きであり、使い魔に燐と雪男の世話をさせたりと色々世話をします。犬に変身して案内したり、食事を作ったり・・・

その一方で、弟であるアマイモンを燐にけしかけその能力を測ろうとしています。アニメではストーリ変更でメフィストの真意が分からずじまいで終了しますが、原作ではさらに色々と画策しているのが明らかになってきているみたいです。当人は「私はしっぽなど出してませんよ」と言ってますが・・・

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