2018/03/11
焼きたて!!ジャぱんのストーリー
主人公の東和馬はパン好きの少年、日本人にパンのおいしさを広げるために日夜パンの新開発を行っていた。
中学を卒業した和馬に大手ベーカリーチェーンの「パンタジア本店」の採用通知が届き、喜び勇んで上京するも実は採用は1日だけで、試験を行い残った者だけが採用されるという内容だった。そして、対決は進み和馬は仲間となった河内の身の上話に同情し、河内に優勝を譲り自らは会場から去ってしまうが、河内も良心に目覚め優勝を辞退してしまう。
ただ、その事を見ていたパンタジア南東京支店のオーナーの梓川月乃により南東京支店での採用となる。そこで、和馬は店長の松代やライバルとの戦いによって成長していきパンのおいしさを広めていく。
作品の内容としては、良くある料理バトル物ですが、この作品の飛びぬけた点は審査員のリアクションの激しさです。最初は簡単にイメージをリアクションしていましたが、最後の方は一話全部がリアクションになったり、時空を超えたり、記憶が飛んだり、性格が変わったり、あの世に行ったり派手すぎるのが特徴。おまけに審査員が異常に厳しかったりします。
また、料理漫画は多数ありますが、パンにこだわった作品はあまり見ないので面白い作品でもあります。
焼きたて!!ジャぱんの評価(5段階)
画力・・・・・★★★★ 絵はきれいな部類
ストーリ・・・★★★ 無理やりバトルに持ち込むので辻褄が
設定・・・・・★★★★ パンの世界を扱った珍しい作品
キャラ・・・・★★★ ギャグに走りすぎで使い捨て多し
その他・・・・★★★★ リアクションが激しすぎ・・・別の物語を作ってる
総合・・・・・★★★ ギャグも含んで読む事が必要
焼きたて!!ジャぱんの感想
ハッキリいいます。読むとパンを食べたくなります。ただ、少し突っ込んで簡単なパンの作り方を特集すれば良かったと思いました。まあ、甘くて柔らかいパンはご飯の代わりにはならないから、もっと食事として食べられるパンを出してくれると良かったと思います。
そして、和馬は勘違い多すぎます。ギャグ漫画並みのボケをしますし、クロワッサンを黒羽さんとか間違えてます。結構べたな勘違いが多く考えが狭い事が多いです。
また、相棒の河内は結構器用なんですがあまり報われない事が多々あります。河内は本当は努力家で才能も高いのですが結局かませ犬・解説員みたいな要員になっています。ちなみに髪型が話の流れにより簡単に変化しますので髪型の変化に注目して読むのも面白いかもしれません。
また、最初衝撃を受けるかもしれませんが、黒柳が審判として厳しすぎて大変です。容赦も妥協も一切無く、審査落ちのパンはゴミのように扱ったりします。また、食べずに味は分かると言って失敗したパンには口もつけなかったりします。しかし、味覚審査員でもある彼はリアクションに命を掛けています。
真面目な漫画として読むと疲れますのでギャグ漫画として受け入れて読みましょう。