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新機動戦記ガンダムW 主人公は自爆王・・・・

time 2017/06/30

テロリストと化したガンダムの物語

新機動戦記ガンダムWのストーリ

アフターコロニーの時代の物語、人類はついに宇宙コロニーへ移住を開始した。そんな中、地上での紛争により宇宙への移住者が増大すると、人口減少などで地上の国家が衰退し、コロニーの方が影響力が強くなり、それに対抗するために地球の国家は地球圏統一連合を設立し、コロニーの影響力に対抗しようとした。

この問題の解決に話し合いが行われていたが、話し合いの中心人物で非武装・非暴力で問題解決を図る事を掲げていたヒイロ・ユイが賛同を集め始めると、それに反発する連合はヒイロ・ユイを暗殺し、ヒイロ・ユイに賛同した国家やコロニーを武力を持って制圧し、各コロニー間は機雷により封鎖され連絡も制限されてしまう。

これに対し、コロニーの地下組織はオペレーションメテオを発動させ、ひそかに開発したガンダム五機を流星に偽装して地球に降下させるところから物語が始まる。

新機動戦記ガンダムW 作品の評価(5段階)

画力・・・・・★★★★  MSが若干古く見える
ストーリ・・・★★★★  ストーリーは策謀があり面白い
設定・・・・・★★★★  物量対性能の世界
キャラ・・・・★★★★★ コミュニケーションって知ってる?
その他・・・・★★★   全力で行き当たりばったりで笑う
総合・・・・・★★★★  ある意味テロの世界を先取りした作品

新機動戦記ガンダムWの感想

この作品を見てまず思った事は、工作員の教育がなっていないという事です。最初に流星に偽装して地球降下中にゼクスに見抜かれ、攻撃を受けガンダムの方が数倍の機体能力があるにも関わらずゼクスの巧みな戦法で相打ちに持ち込まれ、ガンダムが水中に没してしまう。既に作戦失敗である。

そして、何とか脱出した主人公はリリーナに顔を見られ宇宙服の自爆ボタンを押すが作動せず失敗、リリーナの呼んだ救急車を奪ってサイレンを回しながら逃走するという大失態を犯す。

続いては、目撃者のリリーナを殺すためなぜか学園に侵入して「おまえを殺す」と宣言したヒイロだったが、いざ実行にかかるとデュオに阻止され機密保持のためガンダムに魚雷を叩き込むも、ガンダムは破壊できず自分は衝撃で水面にうつぶせ状態で浮かんで気絶するという大失態をおかします。誰かが助けてあげないと自滅する工作員って・・・・・

さらに、水面でうつぶせ状態で気絶していたヒイロですが、気絶している時にも失態を犯し連合の医療施設に収容されてしまいます。

この段階になり「何者にも察知されずOZに破壊工作を行う」という任務に失敗したと判断したヒイロは施設を脱出する際に自決を行おうとしますが、リリーナの叫び声で思い留まってしまいます。ハッキリ言って工作員失敗です。

その後ですが、脱出したヒイロを含めて5人の工作員とガンダムはそのガンダムの圧倒的な性能でOZの施設を攻撃していくのですが、情報戦に長けたOZは偽情報を流し、主人公たちに連合の軍縮論者達を一掃させ、その直後「オペレーション・デイブレイク」を発動させ全世界でOZの連合に対するクーデタを成功させ、OZが全世界の支配者になる。おまけに主人公たちに投降しないとコロニーに攻撃を加えると宣言しオペレーションメテオは完全に失敗に終わる。

まさに、戦略・戦術ともに完敗です。腹筋が痛くなるくらい笑わせてくれます。

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